2018年全国高校選手権大会(WINTER CUP)県予選ーⅠ

・本大会は、今年から大会名称が全国高校選手権大会(従来は全国高校選抜優勝大会)に変更され、
 正に高校チャンピオンを決定する大会となりました。
・夏の総体で優勝した報徳は、第1シードの位置で4年振り2回目の優勝を狙い、年末の東京(今年の会場は
 武蔵野森アリーナ)でのウインターカップ戦を目指します。

(11月3日 準決勝戦 対 市尼崎<県総合体育館>) 報徳 112- 57 市尼崎

・準決勝戦は、準々決勝戦で驚異の粘りで村野工業に劇的な逆転勝利をして勢いに乗る市尼崎との対戦となりました。
・報徳は立ち上がりから、攻撃面では高さを活かしてリバウンドを支配するとともに、ドライブインや外角からのシュートなど変化を付けて
 攻め込みました。またプレスを利かせたディフェンスで市尼崎の攻撃を止めにかかるも、市尼崎は素早い動きからベネトレイトを決めて
 応酬し、報徳が優勢ながら大きな点差を付けることなく1Qを終えました。
・2Q以降は報徳が攻守にギアアップして得点を重ねるとともに、メンバーチェンジして出場した全員が走力を活かして市尼崎からパスカット等
 のターンオーバーを幾度か奪い、選手層の厚みでも上回り大差をつけて勝利し、決勝進出を決めました。

  報徳 112(22-14 29-12 33-14 28-17)57 市尼崎

(10月28日 準々決勝戦 対 甲南<神戸高塚高校>) 報徳 93 - 65 甲南

・報徳はスタートから速いパス回しで甲南のディフェンスをずらして3Pを効果的に決め、リバウンドやルーズボールの大方を支配し、
 前半は甲南の攻撃を外角からの散発のシュートを抑え大差を付けて終えました。
・後半は立ち上がりから甲南に連続して3Pを決められる一方、報徳も優位なリバウンドを得点に結びつけ互角で3Qを終了し、4Qは
 報徳のメンバーチェンジに乗じて巧みなパスを幾度か通されて反撃を許しましたが、報徳が最後まで主導権を譲らず快勝しました。

  報徳 93(27-6 28-19 19-16 19-24)65 甲南

(10月28日 第3回戦 対 神戸高塚<神戸高塚高校>) 報徳 102 - 62 神戸高塚

・第3回戦の神戸高塚はスピードを活かした攻撃と精度が高い3Pシューターを擁し、寄せの速いディフェンスなど走力に優れたチームです。
・立ち上がりの報徳は、高さの優位を活かして攻守のリバウンドで得点を重ねましたが、ディフェンスの寄せが少し遅れたところを神戸高塚の
 3Pを連続して許し、1対1でも後手に回り、ほぼ互角の状況で推移しました。2Qも同様の展開で報徳が若干リードして前半を終えました。
・3Qに入り報徳は速いタイミングから3Pを連続して決め、ディフェンスの寄せの速さやプレスも戻り、神戸高塚の攻撃を止めて、一気に
 リードを広げ、後半に神戸高塚の足が止まったところでギアを上げ、ベンチメンバー全員が最後まで走り切って勝利しました。

  報徳 102(30-24 18-17 32-10 22-11)62 神戸高塚

(10月27日 第2回戦 対 篠山産業<神戸北高校>) 報徳 124-34 篠山産業

・報徳は2回戦からの出場となり、初戦は1回戦で神戸北との接戦を制して勝ち上がってきた篠山産業との対戦となりました。
・報徳は立ち上がりから良く足が動き、ディフェンスではプレスを利かせて篠山産業の動きを止め、圧倒的な高さの優位を活かして
 シュートブロックも交えてゴール下での攻撃を封じ、攻撃面でもリバウンドやスチールからの速攻や外角からのシュートも決まり、
 終始試合を支配して勝利しました。

  報徳 124(26-7 28-11 33-7 37-9)34